田巻 以津香 講師 写真
 
先生からのメッセージ
私の経験ですが、スポーツは、たとえ職業にしなかったとしても意識的なところで必ず活かされると思っています。例えば、将来自分が親になった時に、子供がどんな道を進んでも大丈夫なように、基礎的な身体の作り方を子供に伝えられることは実は簡単そうで、難しいことです。そういう知識を身につけ卒業し、将来に役立たせるための育成をしていけたらと考えています。 

田巻 以津香 講師 ITSUKA TAMAKI

表現力豊かな身体を身につけよう!

私はダンスが専門ですが、実はダンサーを育てたいとは思っていません。(もちろん卒業生がダンサーになってくれたら嬉しいですが。)それよりも、ダンスを経験することで身につく身体性や、身体コミュニケーション能力を広く伝えたいと思っています。例えば運動やスポーツの指導をする時、人前でプレゼンをする時、誰かに思いを伝える時、言葉だけでなく身体全体で伝えることができたら、「伝える力」は飛躍的に向上します。授業やゼミを通して身体の表現力について考え、共有していきたいと思っています。
 

ダンスとは「伝えること」を楽しむ活動、
そして「つながり」を楽しむ活動

私は10年以上前から障がいのある子どもたちとダンスを楽しむサークル活動を続けながら、障がいのある子どもたちにとってダンスはどんなメリットがあるのかを研究してきました。その過程で動きや表情を使ってコミュニケーションが可能であることが、彼らにとって満足感や快感につながっていることが分かりました。ここ数年は「ストリートダンサーはなぜ踊るのか?」が研究のテーマです。音楽ありきで踊っている印象が強いですが、音楽に合わせて踊る以上に「伝えること」や「つながり」を求めて踊っているのではないか・・・?そんな疑問(リサーチクエスチョン)に基づいて、質的研究の方法で「ストリートダンサーが踊る」ということについて研究を進めている最中です。

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先生からのメッセージ
私の経験ですが、スポーツは、たとえ職業にしなかったとしても意識的なところで必ず活かされると思っています。例えば、将来自分が親になった時に、子供がどんな道を進んでも大丈夫なように、基礎的な身体の作り方を子供に伝えられることは実は簡単そうで、難しいことです。そういう知識を身につけ卒業し、将来に役立たせるための育成をしていけたらと考えています。
 

田巻 以津香 講師 ITSUKA TAMAKI

表現力豊かな身体を身につけよう!

私はダンスが専門ですが、実はダンサーを育てたいとは思っていません。(もちろん卒業生がダンサーになってくれたら嬉しいですが。)それよりも、ダンスを経験することで身につく身体性や、身体コミュニケーション能力を広く伝えたいと思っています。例えば運動やスポーツの指導をする時、人前でプレゼンをする時、誰かに思いを伝える時、言葉だけでなく身体全体で伝えることができたら、「伝える力」は飛躍的に向上します。授業やゼミを通して身体の表現力について考え、共有していきたいと思っています。
 

ダンスとは「伝えること」を楽しむ活動、そして「つながり」を楽しむ活動

私は10年以上前から障がいのある子どもたちとダンスを楽しむサークル活動を続けながら、障がいのある子どもたちにとってダンスはどんなメリットがあるのかを研究してきました。その過程で動きや表情を使ってコミュニケーションが可能であることが、彼らにとって満足感や快感につながっていることが分かりました。ここ数年は「ストリートダンサーはなぜ踊るのか?」が研究のテーマです。音楽ありきで踊っている印象が強いですが、音楽に合わせて踊る以上に「伝えること」や「つながり」を求めて踊っているのではないか・・・?そんな疑問(リサーチクエスチョン)に基づいて、質的研究の方法で「ストリートダンサーが踊る」ということについて研究を進めている最中です。

PROFILE
 
田巻 以津香 講師
学 位 修士(体育学)
専門分野 舞踊学
舞踊教育学
所属学会 日本体育学会
舞踊学会
日本特殊教育学会
研究
キーワード
ダンス
ダンス教育
身体教育
担当講義 ダンス理論及び実習
生涯スポーツ基礎演習
レクリエーショナルスポーツ指導法演習
エアロビクス指導法演習
主な
論文・著書
監修:こどもチャレンジ第2シリーズ はじめよう!ダンス,ベースボールマガジン社,2017.
監修・指導:中学校保健体育DVDシリーズ現代的なリズムのダンス,日本コロムビア,2016
共著:教育技術MOOK表現運動-リズムダンスの最新指導法,小学館,2012
 
 

ゼミ紹介

学校教育の集大成として卒業論文という作品を仕上げよう!

ゼミのテーマは「身体」、「コミュニケーション」、「指導者」です。 3年生の最初の活動は、自分のスポーツ歴を振り返ることから始まります。「いつどのような指導者に出会ったのか。」「何を学んだのか。」「競技とどんな関わり方をしてきたのか。」などを振り返ってみんなで共有することを通して、身体やコミュニケーション、指導者について共に学び合います。文献購読やディスカッションを通じて自分の興味関心を探りながら卒論のテーマを探し、4年生では1年間かけて卒業論文に取り組みます。多くの学生さんは社会人になりますから、卒論は学校教育を締めくくる作品です。学校教育の集大成として、一生モノにできる卒論を仕上げることがゼミのゴールです。
 

卒業論文のテーマ

・選手のやる気の向上に繋がる指導者の言葉かけについて
・高等学校の運動部活動におけるライフスキルの獲得について
・介護予防事業への参加のきっかけに関する調査
・指導者の楽観主義とチーム成績の関係
・理想の身体像に関する一考察